会社紹介

屋号はkanadel(カナデル)と申します。2017年から抱っこ紐の企画・販売をしています。屋号は、一人息子の名前から漢字一字を借りて、「人や物が巡り合ってハーモニーを奏でるような存在になりたい」という意味で「カナデル」という名前にしました。kanadelのホームページはこちら→ぎゅっとね!

弊社に発注している商品の詳細

シングルマザー時代に「抱っこ紐って子育ての必需品だけど、使ってない時かさばって困る・・・」という子育てあるあるな問題点を改善すべく、「エコバックが抱っこ紐になる”gyuttone!”」という抱っこ紐を開発しました。その製造を、(株)いいづかにお願いしてきました。

2021年からはペットにも使える抱っこ紐に改良し、幅広いお客様にご好評いただいております。

どのようにしてご縁が繋がったのですか?

2015年の年末ごろに、gyuttone!の原型を作り始めていて、「よろず支援拠点」という中小零細企業の経営サポート窓口に相談していました。自分で15回くらい試作して、家庭用のミシンではどうしてもうまく縫えないとわかったので「よろず支援拠点」から紹介していただきました。

よろず支援拠点は全国にある相談窓口です。

弊社で作って良かったと思う点を教えてください。

まず、柏木社長(紹介された当時は部長)が、すごく親身になって話を聞いてくださったことです。ちょうどうちの息子と、社長のお孫さんの年が近くて、子どもと一緒にお出かけするときの困りごとをよくご存知だったんです。なので、「素手で抱っこするより、ちょっと支えてくれる物があるといいんだよね。」と言いながら、私には考え付かなかった方法を伝授くださいました。試作で80%くらいは形にしていましたが、最後は柏木社長が仕上げしてくれて商品になったという感じでした。なので、”いいづかで良かった”というより、”柏木社長に会わなかったらgyuttone!はできなかった”と思います。

また、私のような個人事業主を相手にしてくれる工場はほとんどありません。継続して注文できたとしても大企業に比べたら大した売り上げを作れないからです。それなのに、2017年から2025年までずっと、変わらずに対応してくださいました。この業界に入って初めて知りましたが、「試作品は良かったのに本商品になったら仕様が変わってしまった」とか「仕入れた4割が不良品で使えない」とか海外の工場に発注している人からはよく聞く話でした。いいづかはそんなこと一回もありませんでしたし、そもそも納品してくださったものはほぼ100%の確率で販売できるので無駄がありません。万が一初期不良があっても、最優先で直してくださるので、商品の品質に関しての悩みは全くありませんでした。アパレル関係の仕事している知り合いから言わせると「そんな工場の方が珍しい」のだそうです。職人さんの腕が確かなので、商品を販売するときに自信もって売れたのも、本当に助かりました。

お客様に手渡しているチラシ(中)たくさんのお客様に喜んでいただき、写真もたくさん撮らせていただきました。

2018年特許取得、2021年キッズデザイン賞受賞も、品質の高さの表れだと思います。

今後はどのような商品展開をお考えですか?

2025年4月から、私は(株)いいづかで企画・デザインの担当として働かせていただいております。gyuttone!の販売も継続していますが、今後はもっとネットでも販売しやすい商品に形を変えて、取引先企業様の売り上げ貢献に繋げていきたいと考えています。

gyuttone!はオンライン試着会、会社での試着会、イベント出店にてお試しいただけます。(イベント出店は不定期なので、gyuttone!のInstagramをご覧ください)