布選びの基礎知識|初心者でもわかる布素材の種類と選び方
布製品を作りたい!と思ったときに最初に悩むのが「布選び」。同じデザインでも、素材によって仕上がりの印象や使いやすさが大きく変わります。この記事では、初心者でもわかる布素材の種類と選び方のポイントを紹介します。
布選びが大事な理由
布は「デザインの一部」であると同時に「使いやすさ」を左右します。たとえば、同じバッグでも帆布なら丈夫でカジュアルに、リネンならやわらかくナチュラルな雰囲気に仕上がります。
よく使われる布素材と特徴
コットン(綿):やわらかくて扱いやすく、初心者に最適。服・小物・インテリアなど万能。
リネン(麻):さらっと涼しい肌ざわり。ナチュラル感のある雑貨や服に人気。
ポリエステル:シワになりにくく、お手入れがラク。量産にも向く。
ウール(毛):あたたかく高級感あり。コートや冬物に使われるが、扱いは少し難しい。
混紡(ブレンド素材):それぞれの良さを掛け合わせた便利な布。
布素材の比較表
| 素材 | 特徴 | 肌ざわり | 強さ | 洗いやすさ | 初心者向け度 |
|---|---|---|---|---|---|
| コットン | 扱いやすく万能。服・小物・雑貨に最適 | ◎ | ○ | ◎ | ◎ |
| リネン | 涼しくナチュラル。しわが出やすい | ○ | ○ | ○ | ○ |
| ポリエステル | シワになりにくくお手入れ簡単 | △ | ◎ | ◎ | ○ |
| ウール | あたたかく高級感。ただし扱いは難しい | ◎ | ○ | △ | △ |
| 混紡 | 素材の良さを組み合わせた便利布 | ○ | ○ | ○ | ○ |
ポイント
- 「◎」= とても優れている
- 「○」= 良い
- 「△」= 注意が必要
布を選ぶときのポイント
用途から考える:バッグは丈夫さ、服は肌ざわり重視など。
洗えるかどうか:普段使いする商品なら洗濯できる素材がおすすめ。
入手しやすさ:初心者は手芸店やネットで簡単に買える布か
初心者におすすめの布素材
- まずはコットンから試してみよう
- インテリアや雑貨にはリネンも人気
まとめ
布選びは難しそうに見えて、基本を知れば意外とシンプルです。まずはコットンなど扱いやすい布から挑戦して、自分の商品に合った素材を探してみましょう。

